投手・ジャクソンについて
若手に負けない中堅
今季初の対外試合となる中日ドラゴンズとの練習試合が行われ、見事4-1で勝利しました。非常に若手の活躍が目立ったので、開幕までに期待の若手選手のみに絞ったまとめ記事を作りたいと思います。
しかし、若手の台頭もさることながら、中堅の存在感も負けていません。今季もブルペンでの活躍が期待される笑顔が素敵なあの投手を取り上げます。
#58 ジェイ・ジャクソン
プロフィール
右投/右打 31歳 2008年MLBドラフト9巡目(全体281位)position:中継ぎ type:フライボール・ピッチャー
レート
- 総合 50 チーム投手内 7位
- 詳細 球威55 変化45 制球50 球速55 スタミナ45
- ポテンシャル 球威55 変化55 制球50 球速55 スタミナ45
個人成績
- 通算(2年) 127試合 7勝6敗1S67H 防御率1.86 130.1回 完投0 与四死球43 奪三振144 WHIP1.01
- 2017年 60試合 2勝2敗1S30H 防御率2.03 62回 完投0 与四死球20 奪三振55 WHIP1.00
- 2016年 67試合 5勝4敗0S37H 防御率1.71 68.1回 完投0 与四死球23 奪三振89 WHIP1.02
年齢は2018年誕生日時点
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まとめ
入団2年で計67ホールドを積み上げ、クローザーにつなぐ重要な役割であるセットアップとして抜群の実績を持つ投手です。アメリカ・メジャーリーグでの登板はサンディエゴ・パドレス時代の6試合のみ、マイナーリーグでくすぶっていた投手でしたが見事日本で成功しました。今オフはメジャー球団からの誘いもあったようですが、カープに帰ってきてくれたのでより一層応援したくなります。
個人成績を見ればわかる通り、昨季はやや数字を下げてしまいました。特に奪三振数が大きく減っているのが気がかりです。ジャクソンの持ち球は主に150km/hを超えるフォーシームとスライダーの2つとみられていますが、さすがに他球団に研究されてきたでしょうか。その点を考慮して、レートでは〈変化〉値を他の項目より低く設定しました。素人目にはもうひとつ新たな変化球があればと思いますが…。序盤はむしろ一昨年を超えるレベルで絶好調だったのですが、さすがに疲労もあったでしょうかね。
ちなみに、今年は通算100ホールドの記録も達成可能なところまできています。今季の活躍に期待しましょう。
次回は今村投手の予定です。